MRの業務効率化を実現 キョーリン製薬がGoogle Appsを導入

キョーリン製薬ホールディングスはシステムのクラウド化に伴い、Google Appsを約2600アカウント導入した。

» 2012年05月09日 12時18分 公開
[ITmedia]

 キョーリン製薬ホールディングスは、業務効率化や事業継続対策などを目的に、Googleのクラウド型オフィススイート「Google Apps」を採用した。導入を支援したサイオステクノロジーが5月9日に発表した。

 キョーリン製薬ホールディングスは、これまで利用していたグループウェアが抱えるOSの問題やメールの不具合を解消した上で、業務効率の向上、利便性、高セキュリティを確保するシステムの切り替えを検討し、2011年にGoogle Appsを導入した。現在、メールシステムおよびグループウェアとして約2600のアカウントを利用している。

 約700〜750人のMR(医薬情報担当者)の社外業務を可能にするほか、外部との送受信メールのログの取得、情報漏えい防止のための社内間での送受信メール暗号化など、クラウド移行によるセキュリティの不安を全面的に解消したという。加えて、メールサーバの運用・管理コスト削減や、災害時の事業継続対策も実現した。

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