ベネトンがSaaS型CRMシステムを導入、ビジネス分析を活用へ導入事例

ベネトン ジャパンが商環境の変化に対応すべく「Oracle CRM On Demand」を導入した。

» 2012年05月09日 17時52分 公開
[ITmedia]

 アパレル大手のベネトン ジャパンがSaaS型のCRM(顧客関係管理)アプリケーション「Oracle CRM On Demand」を導入した。提供元の日本オラクルと導入を支援したアグレックスが5月9日に発表した。

 ベネトンでは店舗ごとに管理していた顧客情報を最大限に活用してサービス品質の高めることを目的に、2011年4月に導入を決定。Oracle CRM On Demandの採用理由はビジネス分析機能だといい、既に国内全店舗の売上情報や顧客動向を統合的な管理に利用している。

 導入完了までの期間は約3カ月で、アグレックスがコンサルティングや構築、導入時のデータクレンジング、データ移行などを支援。また顧客情報の登録や名寄せ、活用などの業務のアウトソーシングを受託する。

 今後は販売動向や店舗別、スタッフ別の分析データを活用したマーチャンダイジング業務の拡充を図っていくという。

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