みずほ銀行は、富士通グループと共同開発した「タッチパネル式テーブル型端末」をみずほ銀行の一部店舗に試行導入する。
みずほ銀行と富士通は5月18日、富士通子会社のPFUが開発したプレゼンテーションツール「タッチパネル式テーブル型端末」をみずほ銀行店舗に試行導入すると発表した。21日から新規店舗の守谷支店(茨城県守谷市)のプレミアムサロンで利用を開始する。
タッチパネル式テーブル型端末は、対面営業窓口向けの情報端末。2560×1440ドットの解像度を持つ27インチのディスプレイを搭載し、A3サイズの情報を実寸で表示したりや極小サイズの文字の視認性を高めたりできるのが特徴。20点マルチタッチパネルのディスプレイは、金融商品カタログなどを直感的に操作できる応答性や画面を実現した。WebやExcelと連携し、説明内容に応じて画面表示全体を顧客や行員の向きに変える機能を持つ。
富士通によれば、「タッチパネル式テーブル型端末」の導入は、銀行店舗では新たな試みだといい。「新しいプレゼンテーションツールとしてさまざまな活用が期待される」としている。みずほ銀行では資産運用の相談をはじめ、ライフイベントや運用目的などの提案に活用。同時に資料などのペーパレス化や業務効率化にも取り組むとしている。
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