富士通、オーストラリア国立大からスパコンシステムを受注

富士通がオーストラリア国立大からスーパーコンピュータシステムを受注。総理論演算性能は「南半球で最高性能」という1.2ペタフロップスになる予定。

» 2012年06月15日 23時51分 公開
[ITmedia]

 富士通は6月15日、オーストラリア国立大学からスーパーコンピュータシステムを受注したと発表した。納入するのは富士通のPCサーバ「PRIMERGY CX250」3592台からなるPCクラスタで、総理論演算性能は「南半球で最高性能」(同社)の1.2ペタフロップスになる見込み。同大学構内に建築される新データセンター内で2013年初旬から稼働するとしている。

 今回のシステムは、オーストラリア国立大内の研究者支援組織「National Computational Infrastructure」(NCI)で採用された。NCIでは気候、計算化学、素粒子物理学、天文学などさまざまな分野の研究者に対し、高性能な計算インフラや専門家の支援などのサービスを提供している。新システムは主に気象・気候モデルの研究に利用されるという。

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