1日当たり数十Gバイトのログデータを蓄積でき、テラバイト超のデータ分析では処理時間を10分の1に短縮している。
ビッグデータ(多種・大量のデータ)の分析サービスを手掛けるブレインパッドが、サービス基盤にEMCの「Greenplum DCA」を導入した。EMCジャパンが7月11日に発表した。
ブレインパッドはサービス提供基盤として大量データの蓄積と分析を行うPaaSの「Cloudstock」をGreenplum DCAで構築。2月末から提供するソーシャルゲーム提供企業向けの分析支援サービスでは1日当たり数十Gバイトものログデータを蓄積する。Greenplum DCAの利用でテラバイトを超えるデータ分析の処理時間が従来の10分の1に、ログデータの取り込みに伴うローディング処理時間を100分の1短縮したという。
採用理由は、同製品がアプライアンスで短期導入が可能なことや開発コストを削減できること、数十ペタバイトクラスのデータ処理までシステムを拡張できることなどを挙げている。
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