アパレルのビームス、新業態でRFID活用の店舗運営システムを構築導入事例

ビームスは、9月に開店した新業態「B:MING LIFE STORE」で全ての商材をRFIDで管理できるシステムを富士通と構築した。

» 2012年10月15日 14時20分 公開
[ITmedia]

 アパレルのビームスが9月から展開した新業態「B:MING LIFE STORE」に、RFIDを活用した店舗運営システムを導入している。システムの構築を支援した富士通が10月15日に発表した。

 店舗運営システムでは洋服や雑貨などの商品にRFIDタグを取り付け、入出荷や棚卸登録から売上登録までをRFIDで管理する。入荷時は箱ごと、もしくは陳列された棚のブロックやハンガーラックごと、清算時のカゴごとなどの単位でリーダ/ライタ機で一括して読み取ることができ、従業員の業務効率が大幅に向上するという。

 また、富士通フロンテックが開発した物販・専門店向けPOSシステム「TeamSTORE/S」も採用。RFIDのリーダ/ライタと連携して商品情報を一括して読み取り、精算時の時間短縮も実現したという。本部と店舗の基幹業務システムには、富士通のMD自動化ソリューション「GLOVIA smart 専門店 Pastel Plus」を導入。本部から店舗に対する店舗間の商品移動指示や商品の売価変更といった指示など、ファッション専門店特有の商品のマーチャンダイズを支援できるとしている。

 ビームスは9月にオープンした2店舗でこれらシステムを運用し、年内にオープンを予定する3店舗でも稼働させることにしている。

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