自動車部品メーカーの三池工業が棚卸資産管理を効率化するシステムを中国・広州の現地法人で構築した。
自動車部品メーカーの三池工業は、中国・広州の現地法人において棚卸資産管理の効率化を実現するシステムを構築した。システムを導入したNECおよびNECソリューションズが12月26日に発表した。
広州三池汽車配件有限公司(広州三池)は、NECの業務システム基盤製品「GdFrame」を活用し、取り扱う部材や仕掛品のラベル(バーコード)を統一。入出庫や生産工程においてハンディ端末でラベルを読み取ることで部材や仕掛品の所在状況を把握できるシステムを構築した。これにより、リアルタイムに在庫と生産進ちょくを把握でき、実地棚卸作業の頻度と工数を削減するなど、棚卸資産管理を効率化することが可能となった。
今後同社では、武漢など中国の別工場へ同システムを展開するほか、日本国内でも同システムを導入することを検討している。
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