CTC、経営情報分析システム基盤にSQL Server 2008を採用

データベース製品「Microsoft SQL Server 2008 R2」によって分析システムを刷新したCTCは、業務データ抽出のスピードアップなどを実現した。

» 2013年01月09日 13時02分 公開
[ITmedia]

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、経営情報分析システムにデータベースプラットフォーム「Microsoft SQL Server 2008 R2」を採用した。システムを提供した日本マイクロソフトが1月9日に発表した。

 CTCでは、競争力強化に向けて膨大なデータを収集、分析、提供することで業務状況をリアルタイムに把握し、より迅速に経営判断や施策が打ち出せるよう、新しいBI(ビジネスインテリジェンス)システムを求めていた。SQL Server 2008 R2およびデータウェアハウス構成「Microsoft SQL Server Fast Track Data Warehouse」を導入することで、省コストで効率的な移行を実現したほか、1700ユーザーが利用するBI環境の構築により、各種業務データ抽出のスピードアップや、データ分析と活用におけるレスポンスと作業効率の向上などを実現した。

 新システムによって、以前は30分から1時間かかっていたデータ抽出作業を数秒で完了できるようになり、作業フロー全体がスピードアップしたとしている。

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