インドネシアの最大手銀行、沖電気の紙幣還流型ATMを採用

沖電気はインドネシアの銀行に初めてATMを導入した。

» 2013年03月06日 12時11分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は3月6日、インドネシアの民間銀行最大手であるPT Bank Central Asia Tbk(BCA)から現金自動預け払い機(ATM)を受注したと発表した。同国の銀行へのATM導入は同社初。

BCAが採用した「ATM-Recycler G7」 BCAが採用した「ATM-Recycler G7」

 BCAが採用したのは、紙幣還流型ATM「ATM-Recycler G7」。128金種もの複数国紙幣を1台で取り扱うことができるほか、入金紙幣を出金に利用するため、現金自動支払い機(CD機)や非還流型の入出金ATMに比べて、紙幣管理や運用管理の効率化を実現する。

 約1万台のCD機とATMを運用するBCAでは、2012年5月から12月までATM-Recycler G7数台の試行運用を実施。高い稼働率による信頼性や将来のリサイクル化への拡張性などを評価し、導入を決定した。

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