日本パレットレンタル、物流ソリューションシステムにSQL Serverを採用導入事例

新物流ソリューションシステムの構築に「Microsoft SQL Server SSD Appliance」を採用して、TCO削減を見込む。

» 2013年07月08日 16時40分 公開
[ITmedia]

 物流パレット(荷役台)のレンタル事業などを手掛ける日本パレットレンタルが、物流ソリューションシステムの構築に「Microsoft SQL Server SSD Appliance」を採用した。日本マイクロソフトが7月8日に発表した。

 同社は、2002年からASPでユーザー企業に「Web物流機器在庫管理システム epal」を提供してきた。新システムはこのサービスの概念をもとに、RFIDでパレットなどの物流容器の動きを個別に識別・管理できることを目指した。これにおいてビッグデータの収集・分析・活用をより円滑に行うことができるデータベースを求めていたという。

 検討の結果、同社はライセンス料や保守料金を含めた5年間のトータルコストが他社製品の4分の1程度に収まることや、信頼性やパフォーマンスの高さなどを評価して、Microsoft SQL Server 2012を採用した。新システムの稼働は2013年9月を予定。なお、フラッシュメモリストレージ(SSD)を利用したハイエンドサーバとSQL Server 2012を組み合わせた「SQL Server SSD Appliance」を利用することで、パフォーマンスの高いシステムを短期間で構築できると見込んでいる。

 日本パレットレンタルの情報システム部 情報システムグループ 情報システム1チーム 係長 黒岩暁氏は、「商用データベースの3製品を比較し、性能、価格、実績、さらにサポート体制なども含めて最もバランスが良いのがSQL Server 2012だった」としている。

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