デル・ソフト、Oracle DB開発・管理ツールを刷新

最新版の「Toad for Oracle 12.0」ではユーザーコミュニティの情報を活用するための機能が強化されている。

» 2013年07月09日 13時28分 公開
[ITmedia]

 デル・ソフトウェアは7月9日、Oracleのデータベース向け開発・管理ソフトウェアの最新版となる「Toad for Oracle 12.0」をリリースした。最小構成での税別販売価格は19万1000円となる。

 Toad for Oracleは、デルが買収した旧クエスト・ソフトウェアの製品。300万ユーザー以上が利用するコミュニティーの「Toad World」も展開している。

 最新版のリリースに際して同社ではToad Worldを一新したという。最新版製品の新機能ではコミュニティーのフォーラムの閲覧や検索、質問、ディスカッションができる「フォーラムウィンドウ」、任意のトピックに関する質問をコンテキストから自動検索する「ジャンプ検索」などを搭載した。

 また、チームでのスクリプトの共有とオーナーとやり取りができるための「プライベートスクリプトリポジトリ」、ユーザーに対してスクリプトを介した共同作業や公開リポジトリを介してのファイル共有を可能にする「Toad Worldリポジトリ」、ユーザーがモバイルデバイスや自宅のコンピューターから、Toad内でスクリプトおよびアクションを実行できるWebベースのGUI「MyToad」も提供している。

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