ニコン、グローバル人材の育成に多言語eラーニングを活用ユーザー企業導入事例

外国人社員を含めたグローバルレベルでの人材強化に向けて、さまざまな形態の研修を一元的に実施・管理できるサービスを導入した。

» 2014年10月21日 16時10分 公開
[ITmedia]

 ニコンが外国人社員を含むグローバルレベルでの人材強化を目的に、クラウド型の研修サービスの活用を始めた。NECの「Cultiiva Global/LM」を採用し、2015年から国内関係会社や海外拠点での利用も検討しているという。

 Cultiiva Global/LMは、米SumTotalSystemsのラーニングマネジメントシステムを元にNECが製品化。NECは2011年4月から自社展開を図り、現在ではグループ企業を含む約11万人が利用する。クラウドサービスであることからハードウェアがいらず、短期間で導入・展開できる点が特徴だ。ニコンでのケースは、業務要件定義などの作業を含めて6カ月での導入を終えた。

 同サービスは標準で8言語に対応し、海外拠点を含む多拠点での同時に研修できる。NECは日英中の3カ国に対応したグローバルヘルプデスク(オプション)も提供しており、外国人社員の問い合わせにも応える。eラーニングや集合研修などさまざまな形態の研修について、受講状況を一元的に管理でき、受講を促進するメールの発信や受講申込の受付、事後アンケートの発信など研修業務の効率化も支援する。

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