産総研、サイバー攻撃などを検知するSIEMを導入へ

マカフィーのSIEMシステムを導入、ソフトバンク・テクノロジーが運用する。

» 2015年04月23日 14時24分 公開
[ITmedia]

 産業技術総合研究所(産総研)がログ分析からサイバー攻撃などのセキュリティインシデントを早期検知する「SIEM(セキュリティインシデント・イベント管理)」を導入する。このSIEMを運用することになったソフトバンク・テクノロジーが発表した。

 SIEMは、セキュリティ対策製品やITシステムなどから出力される様々なログ情報について相関関係などを分析することにより、不正アクセスやマルウェアなどの行動、内部関係者による悪意のある操作といったセキュリティ上の脅威を迅速に検知するもの。早期検知により、情報漏えいやシステムの乗っ取りといった被害を封じ込めるための対応が早くなる。

 産総研が導入したのは、セキュリティ企業マカフィーが開発する「McAfee SIEM」という製品。ログ分析や脅威の監視、レポートなどの運用業務はソフトバンク・テクノロジーが担当する。

SIEMの利用イメージ

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