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» 2018年03月13日 12時00分 公開

ITmedia エンタープライズ セキュリティセミナー:「自分たちでできないことはやらない」 分業でセキュリティ強化を図る「京王SIRT」 (2/3)

[タンクフル,ITmedia]

クラウドで安全・確実にIDを管理 病院向けソリューションにも応用

Photo 日本オラクル クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud Platformビジネス推進本部シニアマネージャー 大澤清吾氏

 ランチセッションでは、日本オラクルの大澤清吾氏とリコーの谷口竜氏が、両社のサービス連携について説明した。

 日本オラクルの大澤氏は、現在、同社が注力しているクラウド環境でのセキュリティについて説明。要となるのは、IDとパスワードの管理だ。大澤氏は、同社が2017年1月に発表したクラウド型のID管理サービス「Oracle Identity Cloud Service(Oracle IDCS)」の優位性を説明した。

 Oracle IDCSの特徴は、オラクルが提供するSaaS/PaaS/IaaSはもちろん、GoogleやMicrosoft、Salesforce、Boxなど、ビジネスシーンで活用されている主なクラウドサービスに対応していること。クラウド上でIDを管理することで、シングルサインオンでそれぞれのサービスをストレスなく利用できるようになる。

 企業がクラウドを利用する上で頭を悩ませている、ユーザー認証/認可、ユーザー管理などの機能を利用できるため、セキュリティを含めた対策が可能になるという。

病院向けソリューションのIDを「Oracle IDCS」で安全に管理

Photo リコー オフィスサービス事業本部 ワークプレイスソリューションセンター サービスプラットフォーム開発室 谷口竜氏

 リコーの谷口氏は、同社が提供しているセンシングソリューションの事例を紹介した。事務機やカメラのメーカーとして知られ、さまざまなITソリューションの提供でも実績があるリコーは、講演で病院向けのソリューションと街づくりに関するソリューションについて説明した。

 病院向けソリューションは、院内の患者やスタッフの位置を可視化するもの。電子カルテとの連携も可能で、医療業務の効率化や改善に役立つという。これらのソリューションはセキュリティと密接な関連があり、そこで利用しているのが、Oracle Identity Cloud Serivece(IDCS)だ。

 リコーでは、パブリッククラウドをベースにしたソリューションの提供にシフトしているという。ID管理をクラウド上のIDCSで行うことで、認証や許可を一元管理できる。さらに既存のアカウントを利用して他のサービスを利用できるため、ユーザーの利便性も向上すると説明した。

Photo リコーの病院向けソリューションの例。患者の在室状況やスタッフの居場所をリアルタイムで可視化。医療サービスの効率化に役立つという

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