巨樹の会とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)ら5社は、臨床データの活用によるリハビリテーションプログラムの品質向上に向けた実証実験を開始。プライベートクラウド上に臨床データのセキュアな収集・分析システムを構築し、データ活用を支援。個々の患者に最適な治療計画などの実現を目指す。
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巨樹の会、東京巨樹の会、ビーグル、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、ウルシステムズの5社は2019年7月30日、プライベートクラウド上で臨床データをセキュアに分析する体制を構築したと発表した。臨床データの活用によるリハビリテーションプログラムの品質向上に向けた実証実験も同日より開始した。
巨樹の会と東京巨樹の会は、急性疾患や慢性疾患の急性増悪などで緊急・重症な状態にある患者に対する高度で専門的な医療を提供する急性期医療と、病気やケガの治療後の回復期におけるリハビリテーションを重視し、主に関東地域でリハビリテーション病院などを展開。
リハビリテーションについては、機能の回復や日常生活での必要な動作の改善を図るため、患者一人一人に合わせたプログラムを用意し、医師、看護師、看護補助者、理学療法士、作業療法士など、さまざまな分野の医療スタッフが共同でリハビリテーションサービスを提供している。
今回の実証実験では、臨床データの活用による個々の患者に最適な治療計画の立案やカウンセリングの実現に向け、巨樹の会および東京巨樹の会が運営する病院向けに、臨床データをセキュアに保管・分析できるシステムを構築し、データ活用を推進する。巨樹の会と東京巨樹の会のデータ利活用推進チームを3社がサポートする形で、臨床データの活用とシステムの有効性などを検証する。
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