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特集
» 2021年03月25日 08時00分 公開

世界銀行は衛星データ利用高解像度3Dマップで何をしようとしているか

世界銀行が勧める持続可能な開発目標(SDGs)の実現には、高解像度衛星データが不可欠だという。利用するのはただの衛星データではなく、日本企業の高度な技術を駆使した情報だ。今後、一般企業のビジネスシーンでも活用が広がると目される衛星データの活用方法を見ていく。

[土肥正弘,ドキュメント工房]

データ駆動の政策検討プロセス、オープンデータにも積極的

 世界銀行は、地球規模でSDGs(持続可能な開発目標)を実践し、貧困削減と持続的成長の実現に向けて途上国政府に対し融資、技術協力、政策助言を提供する国際開発機関だ。

 SDGs推進に向け、持続可能な開発目標に関するデータの開示にも積極的だ。Microsoft、Adobe、SAPといったITベンダーが推進するデータモデル標準化の取り組みである「Open Data Initiative」に基づき、約8000の開発指標に関する情報を公開する。

世界の貧困に関するデータ。数字だけでなくビジュアライズしたデータを公開している(出典:世界銀行)

 世界各地の状況把握や将来予測には現地に行き状況を把握する方法もあるが、今では人工衛星データをAI処理した高精細画像も活用する。衛星データ活用アイデアやビジネスへの応用可能性を考える。

本稿はNTTデータが開催したオンライン年次イベント「NTT DATA Innovation Conference 2021」から主催者の許可を得て講演「SDGsの実現に向けたデジタル×宇宙『AW3D』―― 世界銀行との共創から得た成功のカギ」の内容を再構成した。



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