Plugbot(プラグボット)は、道路橋の損傷画像をAIが解析し、所見・健全性診断区分の推定・推定根拠・第三者リスクを文章化する、橋梁点検業務向けの判定支援サービスです。橋梁の老朽化や技術者不足、点検者の経験による判定のばらつきといった課題に対し、画像解析と対話を通じて、点検品質の平準化と業務効率の向上を支援します。
スマートフォンで撮影・送信し、AIが損傷を解析
現場でスマートフォンを使って損傷箇所を撮影し、状況とあわせてチャット形式で送信するだけで、画像とテキストを扱えるマルチモーダルAIが損傷の種類・位置・規模・周辺状況を自動で解析します。専用カメラや高価な機材を用意する必要はなく、手持ちのスマートフォン一台で撮影から送信、結果の確認までを完結できます。現場での画像送信・結果確認はもちろん、事務所に戻ってからの追加検討や結果の整理まで、業務のあらゆる場面で活用いただけます。
解析結果と判断の根拠をわかりやすく提示
AIが損傷画像を解析し、損傷の状況や判定の目安、その根拠、周囲への影響をわかりやすい文章で提示します。結果だけでなく、判断に至った理由も確認できるため、点検者が現場の状況と照らし合わせながら検討できます。技術者が根拠を持って判断するための情報整理を支援します。
多様な損傷の確認と、対話による追加検討
コンクリート部材のひび割れ、うき、剥離・鉄筋露出、漏水・遊離石灰や、鋼部材の腐食、亀裂、ゆるみ・脱落、防食機能の劣化などを対象としています。画像を送って終了するだけでなく、現場の状況を補足したり、解析結果について追加質問したりすることで、対話を通じて検討を深められます。画像だけでは把握しにくい条件を補いながら、点検者の確認や判断を支援します。
自治体独自の点検要領を参照可能
外部資料を検索・参照して回答に反映するRAG技術により、一般的なAIの知識だけでは扱いにくい自治体独自の点検要領も活用できます。国の点検要領や損傷程度の評価基準に加え、地域・組織ごとの要領を踏まえた判定支援につなげます。
※独自要領の取り込みは個別に相談のうえ対応し、要領の内容によっては対応できない場合があります。
解析結果の管理と報告書作成を支援
位置情報の自動取得、複数損傷の一覧表示、地図表示、CSV出力、画像ダウンロードに対応しています。橋・部材単位で損傷の解析結果を確認でき、損傷箇所の把握や点検記録の整理に活用できます。CSVデータや画像を既存の点検記録・報告書作成業務に利用することで、結果の取りまとめを支援します。
点検データを扱う情報管理体制
提供元の株式会社サムテックは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO/IEC 27001:2022の認証を取得しています。点検画像や位置情報などのデータを、アクセス制御と運用ルールのもとで管理し、安全なサービス提供に取り組んでいます。
人とAIの協働による点検品質の向上
Plugbotは、AIが示す所見や推定根拠を技術者が確認し、必要に応じて修正・判断する運用を前提としています。最終的な所見・健全性診断は技術者・道路管理者が確認します。 判断の理由を文章で確認できるため、経験の浅い点検者の業務を支え、経験差による判定のばらつきの低減を目指します。スマートフォンで利用できる導入のしやすさと、根拠を確認できる判定支援を組み合わせ、限られた人員・予算のもとで取り組む橋梁の維持管理を支援します。
※AIの出力は、技術者の判断を支援するための参考情報です。