展示品の中でも異彩を放っていた「赤ちゃんけろっとスイッチ」。外観は普通のぬいぐるみだが、お腹のスイッチを長押しすると「けろっとメロディ」が流れ出し、ぐずっていた赤ちゃんが一瞬にして泣きやむという画期的な商品だ。
けろっとメロディは、あの日本音響研究所とのコラボレーションにより誕生した。同研究所所長の鈴木松美先生のコメントによると「赤ちゃんは大人に比べ非常に強い好奇心がある。けろっとスイッチの音楽は、赤ちゃんの聴覚特性と音への好奇心をうまく結びつけるよう、楽器構成、テンポ、効果音、そのほかの音響要素をバランスよく盛り込んだもの」。生後3カ月から1歳半程度の赤ちゃんに効果があるという。
ぬいぐるみは、「はち」「かえる」「ベビープー」「ベビーミッキー」の4種類があり、価格は各2310円。7月6日発売予定だ。
セガトイズの「MegaStar」や学習研究社「大人の科学」などの影響か、最近は家庭で楽しめるプラネタリウムが人気だ。タカラトミーが6月中旬に発売する「星空工房」も、そんな商品の1つ。ただし“工房”という名前が付いていることから分かるように、出来合いのプラネタリウムとは少し違う。
基本的には普通のピンホール式プラネタリウムで、豆球よりも少し大きい電球を光源にする。板を組み合わせたドームで光源を囲い、小さな穴から漏れ出す光で星空を映す作りは、「大人の科学」などと同じだ。
ユニークなのは、星を映し出すための“穴”をユーザーが開けなければならない点。付属する専用の穴開け器をホッチキスのように使い、星を1つ1つ作る必要がある。しかも、一等星から三等星まで、ちゃんと区別して穴を開けていかなければならないという。「お子さんと一緒に、星座を構成する星を作ってみては?」(同社)。
星空工房は6月中旬発売予定。価格は1575円だ。
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