2位 ソニーのディスプレイ切り札「有機EL」――コントラスト比100万対1の秘密
3位 Pioneer、SEDを超える“計り知れない黒”のプラズマ
4位 HDネットテレビに大画面有機EL、ソニーのテレビが面白い
5位 米ビクター、1920×1080の“世界初”フルHD「Everio」
7位 “動画解像度の改善”がキーワードとなる今年の液晶テレビ
9位 最廉価フルHDホームプロジェクターの実力は?――エプソン「EMP-TW1000」
10位 BDとHD DVDのコンパチプレーヤー「Super Multi Blue」発表――LG電子
今年最初のTop10、予想通りにInternational CESに関する話題が多くランクインした。Blu-rayとHD DVDの規格争い、フルHD表示が当たり前となった薄型テレビが次に目指す新たな付加価値といった話題に関心が集まったようだ。薄型テレビ全般に関する傾向はこちらの記事を、International CESの全記事はこちらを参照頂きたい。
さてInternational CESの取材に参加する記者たちを悩ませるのが、どうにも国内の展示会とは規模が違うさまざまな「広大さ」。メイン会場のLVCC(Las Vegas Convention Center)を中心とする展示スペースの総面積は180万平方フィート(約16万7225平方メートル)にもおよぶ。これだけの展示スペースを行き来して取材をするだけでも相当な重労働だ。
それに、海賊たちが練り歩いた「Digital Experience!」や各種のプレス向けイベントといった近隣ホテルで行われるイベントも数多く、参加するたびに体力が削られていく。
こうした近隣ホテルのイベントには、たいていは送迎のバスが用意されるので、LVCCのプレスルームから会場ホテルまではまだいいが、そこから会場までがまた歩く歩く。ラスベガスを訪問された人はご存じのことかと思うが、大型ホテルは文字通りの大型で、エントランスから奥のホールまで歩いて15分なんて規模もザラ。実際、Digital Experience!を取材したS記者はホテル内で迷い、会場にたどり着くまで30分以上を要している。
それにホテルはその外観もあまりにも巨大で、訪問者の距離感覚を見事に狂わせてくれる。近くにあるように見える、「2つ隣のホテル」に歩いて移動するだけで3〜40分かかるなんてことはザラ。
International CESの取材は3回目の筆者、今回は興味本位で万歩計を付けながら取材してみたが、1日目が1万7310歩、2日目が1万3371歩、3日目が1万4352歩、4日目が2万678歩と4日間で約40キロとフルマラソンなみの距離を歩いていたことが判明(もちろん、ノートPCやデジカメなど取材道具一式を担いでの移動)。道理でホテルの部屋に帰ってきた瞬間にソファーで気絶してしまうわけですわ……。
そんな記者たちのリポートはこちらに掲載中。宜しければご一読を。
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