順位 | 先週順位 | メーカー | 型番 | 標準価格 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 松下電器産業 | DMC-FX35 | オープン | 2008/2/22 |
2 | 2 | キヤノン | IXY DIGITAL 910 IS | オープン | 2007/9/1 |
3 | 3 | キヤノン | IXY DIGITAL 20 IS | オープン | 2008/3/1 |
4 | 5 | 松下電器産業 | DMC-FS3 | オープン | 2008/2/9 |
5 | 4 | カシオ計算機 | EX-Z1080 | オープン | 2007/9/14 |
6 | 6 | カシオ計算機 | EX-Z77 | オープン | 2007/9/14 |
7 | 10 | 富士フイルム | FINEPIX Z100FD | オープン | 2007/9/1 |
8 | 8 | カシオ計算機 | EX-Z100 | オープン | 2008/3/7 |
9 | 9 | オリンパス | μ1020 | オープン | 2008/2/15 |
10 | 11 | ソニー | DSC-T70 | オープン | 2007/9/21 |
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています
GfK Japanの調査によれば、ゴールデンウィークの期間中(4月28日〜5月4日)、最も売れたコンパクトデジカメはパナソニックの“LUMIX”「DMC-FX35」。撮影シーンをカメラが自動判別して最適な設定を施してくれる「おまかせiA」が進化したほか、コンパクトデジカメとしては珍しい35ミリ換算25ミリからという広角レンズを搭載、ボディのデザインやサイズは既存製品も出るとほぼ変わりなく、外観的な新鮮味には乏しいものの、人気シリーズの正常進化モデルとして安定した人気を誇っている。
ゴールデンウィーク突入前には、秒間60コマという驚異的な連写性能を持つカシオ計算機「EX-F1」やデジタル一眼レフ用の撮像素子を搭載し、銀塩写真なみの画質が再現できるというシグマ「DP1」、液晶に映る被写体をタッチするだけでAF/AEが行えるパナソニック「DMC-FX500」といった“一芸”モデルも販売開始されたが、いずれもランクインはならず。
最近では1000万画素を超える高画素撮像画素や手ブレ補正、顔認識、高感度撮影機能などを備えたモデルが珍しくなくなり、各社が差別化を図るため、前述のようなさまざまな“一芸”モデルを投入し、購入意欲を刺激する作戦に出ている。
しかし、1位から10位までのランキングをみてみると、キヤノン「IXY DIGITAL 910 IS」(2位)やカシオ計算機「EX-Z1080」(5位)、富士フイルム「FINEPIX Z100FD」(7位)、ソニー「DSC-T70」など現時点でみれば突出した機能や特徴こそ持たないものの、いずれも800万画素以上の高画素や手ブレ補正など現行モデルとしては標準的なスペックを満たし、価格も落ち着ているという“バランスに秀でた”昨年秋発表モデルも人気が高いことが分かる。
超高速連写や銀塩写真並みの画質、タッチパネルなどといった“一芸”はまだ、コンパクトデジカメの市場へ大きなうねりを生み出すまでには至っていないようだ。
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