BCNは5月21日、同社のBCNランキングをもとにしたDVD/HDDレコーダーの販売動向調査結果を発表した。金額ベースではBlu-ray DiscレコーダーがDVDレコーダーを抜き去り、メーカー間の競争も激しさを増していることが明らかになった。
2月の「HD DVD終息宣言」で次世代DVDはイコールBlu-ray Discとなったことで対立構図の解消が歓迎されたためか、レコーダー市場そのものは停滞ぎみであるものの、4月にはBDレコーダーが前年比30.7倍の出荷台数を記録、金額ベースではDVDレコーダーを越えるなど好調な動きを見せている。
メーカー別シェアでは昨年冬から首位を守っていたソニーと、首位をうかがっていたパナソニックが4月で逆転。また、4月のメーカー別平均単価は12万円前後に集中しており、ほぼ横並びの状態となっている。BCNではパナソニックの躍進を現在の店頭実売価格が10万円を切る「DMR-BR500」投入の効果と分析しており、北京オリンピック商戦に向け、DMR-BR500のような低価格製品の充実が進みそうだとも予測している。
Blu-ray低価格モデルを含む「DIGA」新製品――パナソニック
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H.264録画に対応した新「ブルーレイDIGA」を試す(後編)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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