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GPS搭載のCOOLPIX Pフラグシップ「COOLPIX P6000」

» 2008年08月07日 15時58分 公開
[ITmedia]
photo 「COOLPIX P6000」

 ニコンは8月7日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P6000」を9月より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は6万円前後。

 COOLPIX Pシリーズのフラグシップとなるモデルで、撮像素子には有効1350万画素の1/1.7型原色CCDを搭載。独自の画像処理コンセプト「EXPEED」も併せて採用する。レンズはED(特殊低分散)レンズ2枚を含む7群9枚構成の“ズームニッコールレンズ”で、焦点距離は35ミリ換算28〜112ミリ。

 レンズシフト式の手ブレ補正機能も備えるほか、最高ISO 6400の高感度撮影も可能。また、最もブレの少ない画像を自動的に保存するBBS(ベストショットセレクター)もあわせて3つのアプローチでブレを軽減する。

 仕上がりをスタンダード/ニュートラル/ビビット/モノクロームと好みにアレンジできる「COOLPIX ピクチャーコントロール」を備えるほか、RAW撮影(NRW形式)にも対応。露出モードもモードダイヤルからプログラムオート/シャッター優先オート/絞り優先オート/マニュアルから選択でき、モードダイヤルには2つまで任意の設定を保存することも可能となっている。

 ユニークな機能としてGPS搭載を搭載。撮影した画像に位置情報(Geotag)を埋め込むことが可能になっており、ビューワーソフト「View NX」やオンラインサービス「my Picturetown」で画像と位置情報をリンクさせて表示させることができる。また、本体にLAN端子も備えており、撮影した画像をダイレクトにmy Picturetownへアップロードすることもできる。

photo 外付けファインダー「NH-VF28」とアクセサリーリング「NH-AR1」の装着時

 ホットシューを備えており、同社製フラッシュ(SB-900/800/600/400)を装着することでi-TTL調光による撮影が行える。コマンダー対応のフラッシュを用意すればワイヤレス発光も可能だ。35ミリ換算で21ミリの広角撮影を可能にするワイコン「WC-E76」も装着できる。

 専用アクセサリーとしては、外付けファインダー「NH-VF28」とアクセサリーリング「NH-AR1」が用意される。サイズは約107(幅)×65.5(高さ×42(奥行き)ミリ、約240グラム(本体のみ)。付属バッテリー「EN-EL5」使用時の撮影可能枚数は約260枚(CIPA規格)。

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