日本オーディオ協会が主催するオーディオビジュアル展示会「A&Vフェスタ2009」がパシフィコ横浜のカンファレンスセンターで開幕した。期間は2月23日までで、開催時間は午前10時〜午後7時(23日は午後5時まで)。入場料は無料。
2008年より開催時期を初春に移した本イベントだが、製品やサービスの“展示”が主となる一般的な展示会とは異なり、“体験”する場所を提供するという色彩を強く持つイベントとなっている。
ソニーやパナソニック、デジタルドメイン、ティアック、ビクターエンタテイメント、クリプトン、パイオニア、富士通テンらはそれぞれセンター内の独立した部屋で自社製品の体験イベントを開催しており(一部メーカーは共同スペースを時間制でシェアしている)、気になる製品の音質・画質を心ゆくまで楽しめる。
協会主催の体験型イベントも多彩だ。21日にはアカペラグループ「Aura」のミニコンサートや“音の聞こえ方”についてプロが講演する「オーディオ・リスニング検定」などが行われ、22日には昨年ヒット商品となった新素材CDの聞き比べなども行われる。また、“サラウンド”も大きなテーマとなっており、「サラウンド講座」や麻倉怜士氏らが出演するパネルディスカッションなど21日、22日で5つのイベントが行われる。
体験イベントで最も大規模なのが、カンファレンスセンター・小ホールを利用しての「生録会」。万全の環境が整えられたホールで、プロの演奏を自分の手で録音できる。自分のデジタルレコーダーで録音するもよし、この機会に協賛メーカーの最新製品を試すも良し(レンタルサービスあり)。プロのエンジニアによるワークショップも同時開催され、なかなか試す機会のない生録を十二分に楽しめる。ワークショップへの参加、演奏視聴については無料だが、録音を希望する際には有料(1000円)となる。
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