日立製作所は薄型テレビ“Wooo”の新製品として、従来品の2倍となる500GバイトHDDを搭載した新製品を5機種発表、9月10日より順次販売開始すると発表した。価格はすべてオープン。既存「P50-XP03」「L42-XP03」などの“プラズマ03”“液晶03”シリーズ製品も併売される。
新製品はいずれも500GバイトのHDDを搭載しており、H.264トランスコーダー「XCode HD」による最大8倍長時間録画の「TSX8モード」(1440×1080ピクセル/平均ビットレート約3Mbps)を利用すれば、内蔵HDDへ最長約400時間の録画が行える。なお、最も容量を消費するTSモード/1920×1080ピクセルのデジタル放送の場合でも、500GバイトのHDDには最長約45時間の録画が行える。
製品名 | 方式 | 画面サイズ | 解像度 | 実売想定価格 |
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P50-XP035 | プラズマ | 50V型 | 1920×1080ピクセル | 39万円前後 |
P46-XP035 | 46V型 | 34万円前後 | ||
P42-XP035 | 42V型 | 29万円前後 | ||
L42-XP035 | 液晶 | 42V型 | 29万円前後 | |
L37-XP035 | 37V型 | 24万円前後 | ||
リムーバブルHDD「iVDR-S」を装着できる「iVポケット」も備えており、内蔵HDDへ録画した番組をダビング/ムーブすることもできる(ダビング10対応)。iVポケットへ装着したiVDR-Sについても8倍録画が可能となっており、320GバイトのiVDR-Sならば最長で約256時間が録画可能だ。
プラズマの「P50-XP035」「P46-XP035」「P42-XP035」には、コントラスト比40000:1の「フルHDダイナミック・ブラックパネル」を搭載。APDC測定方式による動画解像度は1000本、デジタルハイビジョン放送のHDTV規格比約125%の色再現性などを実現している。液晶の「L42-XP035」「L37-XP035」はつやのある美しさと立体感を狙ってハーフグレア処理を採用、倍速駆動も採用することで残像感の解消も図った。
全機種、インターネットを介して映像をダウロードして視聴できる「アクトビラ ビデオ・ダウンロード」のほか、ヤフーの提供する「テレビ版Yahoo!Japan」などのネットワークサービスが利用できる。また、DLNAにも対応しており、対応するPCに保存されている映像や写真をLAN経由で本製品に映し出すほか、内蔵HDDに録画された内容を、DLNA対応のWoooで再生することも可能となっている。
前面に搭載されたセンサーによって明るさのほか照明色も判別、さらに映像内容までも解析して、輝度や色温度、コントラストなどを調整して最適な画質とする「インテリジェント・オート高画質」も備える。視聴中の消費電力を算出して画面に表示する「照明環境&エコ効果メーター」も用意されている。
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