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日本ビクター、倍速駆動対応のD-ILAプロジェクター「DLA-HD950」

» 2009年09月16日 19時13分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは9月16日、「D-ILA」を搭載したホームシアター用プロジェクター「DLA-HD950」「DLA-HD550」を10月中旬より販売開始すると発表した。価格はDLA-HD950が78万7500円、DLA-HD550が57万7500円。

photophoto 「DLA-HD950」(写真=左)、「DLA-HD550」(写真=右)。DLA-HD550にはホワイトモデルも用意される

 新製品は同社独自の表示デバイス「D-ILA」を搭載したフルHDプロジェクターで(デバイスのサイズは0.7型)、新たにフレーム補完技術「Clear Motion Drive」を備えることで120コマ/秒の表示を実現した。フレーム補間機能を用いることで60コマ/秒のテレビ放送を倍速化するほか、24コマの映画コンテンツについても最適なコマ数への補完を行い残像感を低減する。

 上位モデルのDLA-HD950は5万:1、DLA-HD550は3万:1のネイティブコントラスト比を誇る。DLA-HD950は加えてフィルム独特の質感を再現する「シネマ画質」モードが用意されており、THX社の「THX ディスプレイ規格( THX Certified Display Program)認証」も取得している。

 投映レンズは2倍ズームレンズで、レンズアパーチャー(絞り)によって明るさをDLA-HD950が16段階、DLA-HD550が3段階に調整可能だ。上下80%左右34%のレンズシフトも行える。入力インタフェースはHDMI 1.3×2、コンポーネント、Sビデオ、コンポジットなど。HDMIはもちろんDeep Colorや11080/24p入力に対応する。

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