使い方は、まず本体上部の黄色いキャップを開けて温かいお湯を入れて、タンク内をすすぐ。次に市販のバブルバス剤を付属の計量ボトルのキャップに入れて、キャップ1杯分を本体に注ぐ。さらに40度前後のお湯をふちまで入れてキャップを閉める。そして本体を10回ほど振ってお湯とバブルバス剤をよく混ぜる。あとは泡の吹き出し口のネットをお湯でよく濡らす。これで準備はOKだ。
本体は浴槽の安定した場所に置き、お湯の中に落下しないように気を付けよう。また、蛇口が浴槽に届く場合は、補助ベルトを付けて蛇口にもひっかけられる。補助ベルトの長さは2段階に調節可能だ。本体への取り付けは、ベルトが樹脂製のためにちょっと固くてやりづらいが、しっかり取り付けておかないと突然落下することもあるので注意していただきたい。
あとは電源スイッチを入れれば、しばらくすると泡が出てくる。大粒の泡がシュワシュワと大量に出てくる様子は、かなりインパクトがあり見ていてとても面白い。ただ、モーター音が少々うるさく、泡を出している間はあまり落ち着けないだろう。タンク内のバブルバス剤およびお湯がなくなると泡が出なくなるので、スイッチは手動で切る必要がある。
使い終わったあとは、タンク内の泡が切れるまでよくすすぎ、1回お湯を入れ直して再びスイッチを入れる。残った泡がすべて出たらスイッチを切ってタンク内のお湯を捨て、もう1回スイッチを入れて残っているお湯をすべて出す。最後に本体内の水を切ってタオルでふき、乾燥させれば完了。正直いって、これだけのことを毎回やるのは少し面倒だ。ズボラなワタクシは、そのうち使い終わったらタンク内の水を切って置いておくだけになってしまうかもしれない。
このメンテナンスの面倒な点を除けば、かなり満足できる商品だと思う。ワタクシのように泡風呂に強い思い入れのある人には、かなりオススメだ。確かに「あわあわランド」を使わなくても泡風呂は楽しめるのだが、泡というのは時間が経つと減っていくもので、これを使えば簡単に泡を追加できる。また、追いだきで風呂を沸かす場合でも泡を発生させられるので便利だ。バブルバス剤の使用量についても、少量でも効率よく泡を出せるので節約にもなる。
ただし商品自体の問題ではないが、気になることが1つある。それは、バブルバス剤を置いてある店がなかなか見つからないこと。「あわあわランド」にはバブルバス剤が付いてこないので、別に買う必要があるのだが、ドラッグストアを5店ほどハシゴして、ようやく見つかった。通販ではよく見かけるのだが、実店舗で扱っている店が少ないのはいまひとつ不便だ。どうやら世間的には泡風呂というのがあまり注目されていないらしい。「あわあわランド」の登場により、ぜひ泡風呂ブームを巻き起こしてもらいたいものである。
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