　価格の安いシングルチューナーモデルやVHS一体型が増えてきたのも最近の傾向といえる。ただし、上位モデルとの開発時期の違いにより、機能的に差が出ることもある点は承知しておきたい。例えば、シャープ機のMPGE-4 AVC録画モード。上位モデルは、前ページで紹介した8.5倍モードまで対応しているが、春に登場した「BD-HDS32」は7倍録画モードまで、VHS一体型の「BD-HDV22」は5倍モードまでとなっている。

●パナソニック　DMR-BR570
メーカーサイト	紹介記事：パナソニックが「ブルーレイDIGA」を拡充、6機種を発売レビュー：8倍録画にHDD内ダビング、機能充実の「ブルーレイDIGA」

●パナソニック　DMR-BR670V
メーカーサイト	紹介記事：パナソニックが「ブルーレイDIGA」を拡充、6機種を発売レビュー：8倍録画にHDD内ダビング、機能充実の「ブルーレイDIGA」

●ソニー　BDZ-RS10
メーカーサイト	紹介記事：ソニー、新デザイン＆「CREAS 2」搭載のBDレコーダーを発表レビュー：

●シャープ　BD-HDS32
メーカーサイト	紹介記事：シャープ、7倍録画対応の「AQUOSブルーレイ」レビュー：

●シャープ　BD-HDV22
メーカーサイト	紹介記事：シャープ、VHS一体型の「AQUOSブルーレイ」レビュー：

●三菱電機　DVR-BV530
メーカーサイト	紹介記事：三菱、“超解像”搭載のBDレコーダーを発表レビュー：

　シングルチューナーモデルでの注目機は、パナソニックの「DMR-BR570」。型番から分かるように、Wチューナー搭載の「DMR-BW570」からデジタルチューナーを1つ取り去っただけの仕様で、そのほかの仕様や機能はほとんど同じだ。シングルチューナーで十分という人、あるいは、すでにデジタルハイビジョン録画機を持っている人の買い増し需要には適している。

　次回「上位モデル編」では、10万円以上のBDレコーダーを比較しながら、付加機能について取り上げたい。