ソニー、グーグル、インテル、Logitechの4社は米サンフランシスコで5月21日、グーグルの開発したアンドロイド・プラットフォーム「Google TV」を搭載する「Sony Internet TV」の開発を発表した。
グーグルはスマートフォン用に開発したLinux OS上で動作するアンドロイド・プラットフォームをテレビ用に転用し、ソニーに提供する。ネットワーク機能やタッチパネル操作、マルチタスク機能を搭載した「Sony Internet TV」は、今秋米国で先行発売される。ディスプレイ一体型とBDドライブを組み込んだセットトップボックス型の2タイプとなる予定だ。
テレビとインターネットの融合が進むと、テレビメーカーにはソフトウェアの開発コストが重くのしかかる。アンドロイドを採用することで、ソニーはソフトウェアの基盤部分に当たるプラットフォームの開発コストを下げ、製品のスピーディーな市場投入が可能になる。
また、標準化されたアンドロイド・プラットフォームは、世界の開発者から広くアプリケーションを調達できる。アップルが成功させた「iPhoneアプリ」と同じモデルで、多種多様なアプリケーションを調達するねらいもある。
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