シャープは8月24日、液晶テレビ“AQUOS”の新製品として、ハイビジョン録画に対応した2シリーズ計8機種を発表した。9月20日から順次発売する予定だ。
シャープはすでに、Blu-ray Discへの直接録画を行う「DX3ライン」、外付けUSB HDDに対応した“AQUOSクアトロン”シリーズといった録画対応テレビをリリースしているが、今回は手軽な外付けUSB HDD対応の「DZ3ライン」6機種に加え、Blu-ray Discドライブと内蔵HDDを備えたオールインワンタイプの「DR3ライン」2機種をラインアップ。BD-ROM再生やHDDに録画した番組のダビングにも対応する。
シリーズ | DZ3ライン | DR3ライン | ||||||
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型番 | LC-52DZ3 | LC-46DZ3 | LC-40DZ3 | LC-32DZ3 | LC26DZ3 | LC-20DZ3 | LC-40DR3 | LC-32DR3 |
録画機能 | 外付けUSB HDD対応 | BD/HDD(500Gバイト)内蔵 | ||||||
実売想定価格 | 35万円前後 | 27万円前後 | 18万円前後 | 15万円前後 | 11万円前後 | 9万円前後 | 25万円前後 | 18万円前後 |
発売日 | 9月20日 | 10月15日 | ||||||
市販の外付けUSB HDDを接続すれば、デジタル放送のTS録画が可能になる録画テレビ。デジタル放送を視聴中にリモコンの録画ボタンを押すだけで録画がスタートし、番組終了に合わせて自動的に録画も終了する仕様とした。録画済み番組の再生操作などはファミリンクパネルで行う。
また、頻繁に視聴する番組や番組ジャンルをテレビが学習して自動録画する「常連録画」機能も搭載。好みの番組を集めた「常連番組表」から毎日最大4時間ぶんを指定しておくと、テレビが自動的に録画してくれる。
省エネ機能も充実。ムーブセンサーが人の動きを感知して、テレビの前に人がいないと判断した場合には消費電力を落としたり、リモコンのボタン1つで約20%の節電を行う「セーブモード」を備えた(40V型、標準モード時)。オートクイック機能は、人がテレビの前にくるとムーブセンサーが検知してテレビのクイック起動を自動的にオン。リモコンの電源ボタンを押すとすぐに起動する。
画面サイズは、52V型、46V型、40V型、32V型、26V型、20V型の6タイプ。このうち20V型をのぞく5モデルはUV2A技術を採用した液晶パネルを搭載している(20V型はブラックASV液晶)。また32V型に1920×1080ピクセルのフルハイビジョンパネルを搭載した点も特長。バックライトも32V型まではLEDの直下型とし、LEDスキャン倍速で動画表示性能を改善している(26V/20V型のみエッジタイプのLEDバックライトを採用)。
インタフェース類は各サイズ共通で、HDMI入力は3系統を用意した(ARC対応)。このほかに2系統のD5映像入力、S2映像、3系統のコンポジット入力、アナログRGBなどを備えた。
Blu-ray Discと内蔵HDDの両方を搭載した“簡単録画テレビ”。BD/HDDともにデジタル放送の直接録画に対応し、もちろんHDDに録画した番組をBDにダビングすることもできる。
MPEG-4 AVC/H.264のトランスコーダーを搭載し、最大8.5倍の長時間録画をサポート。500Gバイトの内蔵HDDには、最長で約380時間ぶんの番組をフルハイビジョン解像度で録画することが可能だ。録画中の番組を再生する“追いかけ再生”や、外出時や就寝中にダビング作業を行う「ダビング予約といった便利な機能も備えた。
ラインアップは、フルハイビジョンの40V型とワイドXGA解像度の32V型で、いずれもUV2A技術採用の液晶パネルに直下型LEDバックライトを組み合わせた。動画表示性能を向上させるLEDスキャン倍速も採用している。
入出力端子は、3系統のHDMI入力(ARC対応)に加え、D5、S2、2系統のコンポジット、アナログRGBなど。BD-LIVE用と「ホームネットワーク」(DLNA)用の2つのLAN端子を備えた。
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