ヤマハは8月31日、シアターラックシステム“POLYPHONY”(ポリフォニー)の新製品として、「YRS-2100」「YRS-1100」「YRS-700」の3シリーズ7モデルを発表した。42V型以下のテレビを想定した新サイズを追加したほか、新色「アーバンブラウン」をラインアップ。シックなインテリアにマッチする家具調ラックを目指した。9月から順次発売する。
| 型番 | YRS-2100 | YRS-1100 | YRS-700 |
|---|---|---|---|
| 横幅 | 1600ミリ | 1200ミリ | 1000ミリ |
| 対応サイズ | 〜65型 | 〜50型 | 〜42型 |
| カラー | アーバンブラウン、ブラック | アーバンブラウン、ブラック、ホワイト | ブラック、ホワイト |
| 外形寸法 | 1600×400×445ミリ | 1200×400×445ミリ | 1000×450×450ミリ |
| 実売想定価格 | 13万円前後 | 10万円前後 | 8万円前後 |
| 発売時期 | 10月 | 9月 | |
YSPシリーズのデジタル・サウンド・プロジェクター技術を用いたスタイリッシュなラックシアター。ビームスピーカーを用いて音を壁に反射させる“リアルサラウンド”も同じだ。新製品では、全モデルがHDオーディオのデコードと7.1チャンネルサラウンドをサポート(YRS-700はエアサラウンドエクストリームによる7.1チャンネル)。また前面にサラウンド対応のヘッドフォン端子を設けるなど、深夜の視聴にも配慮している。
新サイズとなるYRS-700は、幅1000ミリ(1メートル)のコンパクトモデル。テレビのコーナー置きが多い国内市場に合わせ、背面のコーナーをカットしている。一方のYRS-1100/2100もラックとしての機能性をアップ。例えば、テレビ配線の引き回しに対応するため、天板に切り欠きを用意したほか、棚板の高さも3段階で調節できるようになった。底面には移動しやすいようにシートを設けている。

YRS-1100の背面。テレビや設置したAV機器の配線をきれいにまとめられる切り欠きを設け、「壁ピタ設置」を可能にした。別売の壁寄せ対応金具「YTS-V1200」を使用すると、テレビを壁に掛けたようなすっきりとした配置が可能になる(左)。YRS-700はコーナーをカットした省スペース仕様。テレビのコーナー置きを意識した(右)HDMI入力は3系統、出力は1系統。3DパススルーとARC(オーディオ・リターン・チャンネル)をサポートしたほか、東芝や日立のテレビと組み合わせた場合には、電子番組表の番組情報とサラウンドモードが連動する「おまかせサラウンド」が利用できる。ほかに光デジタル2系統および同軸デジタル1系統、アナログ音声入力端子を備えた。また、同社製ユニバーサルドック「YDS-12」やワイヤレスシステム「YID-W10」の接続も全モデルでサポート。ワイヤレスシステムなら、手元のiPod/iPhoneを操作しながら、POLYPHONYのスピーカーで楽曲をで楽しめる。
ヤマハ、65V型まで対応した“POLYPHONY”「YRS-2000」
ヤマハ、シアターラックの新ブランド“POLYPHONY”を立ち上げ
隙のない進化を果たしたヤマハ「YSP-4100」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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