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パナソニック、お手ごろ価格の“3D VIERA”新シリーズ「ST3」を発表

» 2011年02月03日 18時38分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは2月3日、フルHD 3D対応のプラズマテレビ“VIERA”の新製品「ST3シリーズ」を発表した。46V型、42V型の2機種で、発売日はいずれも3月11日。価格はオープンだが、実売想定価格は20万円前後、15万円前後が見込まれる。

photophoto 「ST3シリーズ」。サイズは46V型、42V型

 同日に発表された3D対応のプラズマテレビ(→「パナソニック、4倍速駆動の3D液晶テレビ「DT3シリーズ」を発表」「パナソニック、“3D VIERA”の中級機「GT3シリーズ」を発表」)のなかでは、機能を絞り込んで手ごろな価格にまとめたスタンダードモデルになる。新開発3D対応プラズマパネルは、上位モデルと共通する新しい電極構造を採用し、放電効率を高めることで高画質化と省電力化を実現した。ネイティブコントラストは200万対1。

 3D映像で問題となるクロストーク対策として、残光を低減する「高密度蛍光体」や残光時間を短くした新発光制御といった上位モデルにも採用された技術を投入している。通常の2D映像を擬似的に3D化する「2D-3D変換機能」や3Dソフト映像の奥行き感を調整できる「3D奥行きコントローラー」といった最新技術も盛り込んだ。

 SDメモリーカードやUSBハードディスクへの番組録画に対応する。番組視聴中にリモコンの「録画」ボタンを押すだけですぐに録画が開始されるほか、通常の番組表からの録画予約もできる。録画モードは通常画質のみで、500GバイトのUSB HDDに最長約60時間の番組録画が可能だ。

 ネットワーク対応機能では、従来の「アクトビラ ビデオ・フル」「YouTube」「TSUTAYA TV」「Skype」などにくわえ、3月以降に「ひかりTV」「Yahoo!オークション」「Ustream」「Facebook」などにも対応する予定。

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