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パナソニック、“3D VIERA”最高画質の新シリーズ「VT3」を発表録画対応も

» 2011年02月03日 15時16分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは2月3日、フルHD 3D対応のプラズマテレビ“VIERA”の新製品「VT3シリーズ」を発表した。50V型、46V型、42V型の3機種で、発売日はいずれも3月18日。価格はオープンだが、実売想定価格は38万円前後、31万円前後、24万円前後が見込まれる。

photophotophoto 「VT3シリーズ」。サイズは50V型、46V型、42V型

 従来のフル・ブラックパネルは、新しい電極構造を採用することで放電効率を高めた「フル・ブラックパネルII」に進化した。発光効率は2010年モデル比で約15%向上。さらに予備放電レスでも発光を可能にした。これによりネイティブコントラストは500万対1を実現し、「黒」の表現力を向上させている。

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 外光の映り込みを抑え、前面ガラスでの内部反射を低減させるフィルターは、光学特性を進化させた新開発「低反射ディープブラックフィルターII」を搭載。明度コントラストは従来モデル比で1.4倍となり、明るい視聴空間でも高い質感を表現できるようになっている。

 3D映像では、クロストークを低減させるために残光時間を短縮させる「高密度蛍光体」を採用。これにくわえて、プラズマパネルの時分割発光の順序を従来の「暗→明」から、「明→暗」にすることで、「最大輝度からの残光」だったものを「最小輝度からの残光」に変更し、キレのあるクリアな3D映像を実現している。

 SDメモリーカードへの番組録画が可能になった。番組視聴中にリモコンの「録画」ボタンを押すだけで、すぐに録画が開始される。急な来客や電話応答などでとっさに録画を始めたいときに便利な機能だ。追っかけ再生にも対応するので、いつでも視聴を再開できる。

 さらにUSBハードディスクへの番組録画にも対応した。録画した番組はLAN経由でディーガへのダビングが可能だ。録画モードは「標準モード」「長時間モード1」「長時間モード2」の3モードを用意した。500GバイトのUSB HDDでは、最長で約350時間の録画が可能だ。

 ネットワーク対応機能では、従来の「アクトビラ ビデオ・フル」「YouTube」「TSUTAYA TV」「Skype」などにくわえ、3月以降に「ひかりTV」「Yahoo!オークション」「Ustream」「Facebook」などにも対応する予定。

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