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カシオ、スマートフォンと通信可能な「G-SHOCK」を発表

» 2011年03月23日 22時42分 公開
[ITmedia]
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 カシオ計算機は3月23日、近距離無線通信技術「Bluetooth」の省電力版「Bluetooth Low Energy Wireless Technology(ブルートゥース ロウ エネルギー ワイヤレス テクノロジー)」(以下、Bluetooth Low Energy)に対応した「G-SHOCK」シリーズの新製品を発表した。今年登場するとされているBluetooth Low Energy対応スマーフォンとの連携機能が多く搭載されており、2011年中の発売を目指す。

「Bluetooth Low Energy対応G-SHOCK」

 今回発表されたG-SHOCKはスマートフォン側の着信やメールの確認をはじめ、時計を軽く叩くことでバイブレーションや着信音の停止が可能。また、逆に時計側からスマートフォンのアラームやバイブレーションを作動させることもできる。

 そのほか、スマートフォン側の時刻と自動で同期するため、旅行や出張で外国へ行く際には、現在地の時刻を自動で取得するスマートフォンの恩恵を受けられる。

 スマートフォンとの連携をはじめ、Bluetooth Low Energyを利用した通信機能が多く搭載される予定だが、コイン型電池1つで約2年動作するとしており、従来の腕時計と同等の電池寿命を持っている。また、G-SHOCKシリーズの特徴である耐衝撃性は継承される。

 同社は、G-SHOCKシリーズを皮切りに今後もBluetooth Low Energy対応の時計を他のブランドへも展開していくとしている。

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