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「節電している」7割超、アイシェア調べ

» 2011年04月04日 17時46分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは4月4日、「節電に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、計画停電実施後の3月14日以降は、7割を超える人が「節電をしている」と回答していることが分かった。

「節電に関する意識調査」アイシェア調べ

 「3月14日の計画停電開始前から節電に気を使って生活していましたか?」という質問では、「節電をしていた」が56.3%にとどまっていたが、「3月14日の計画停電の開始以降、節電をしていますか?」では73.2%もの人が「節電をしている」に変化。また、計画停電以前に節電をしていたと答えたのは男性(54.4%)、女性(58.4%)と差があまりなかったが、計画停電以後では男性(68.1%)、女性(78.7%)と女性のほうが節電への意識が高まっている。

 さらに「現在のお住まいは計画停電地域に入っていますか?」で「入っている」と回答したのは25%で、そのうち「節電している」と答えたのは91.5%。逆に「入っていない」と答えた75%の人で「節電をしている」と回答したのは67.2%と、実際に計画停電にあっている地域の人は、電力不足を切実に感じているようだ。

 そのほか、計画停電の開始以降に「節電をしている」と回答した人への「具体的にどのような節電を行っていますか?」(複数回答)との質問では「照明をこまめに消す」(80.8%)が一位。続いて「暖房をなるべく使用しない」(68.2%)がランクインした。また間接的に行う節電として「厚着をする」(54%)が3位に入っている。

 今回の調査は、同社の無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の会員の20〜40代の男女(被災地を除く)を対象として行われた。男女比は男性(51.3%)、女性(48.7%)。年代比は20代(3.6%)、30代(47%)、40代(49.4%)で有効回答件数は1697件。

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