中身は水なのに見た目はビール――「東京おもちゃショー」に展示されていた「嘘ビール」は、冷たい水を入れるとジョッキの色が変わり、本物のビールを飲んでいる気分になれるジョークトイだ。「嘘ワイン」「嘘カクテル」もあり、それぞれ価格は997円。
パイロットインキが開発したもので、水の温度に反応して色が変化するインクを使用している。冷たい液体なら水以外でも反応するため、「嘘ビール」にトマトジュースを入れるとカレーが入っているように見えたり、「嘘カクテル」にコーラを入れると麦茶が入っているように見えたりと、入れる液体によって色の変化を楽しむことができる。
ブースでは実際に、冷たい水を入れるデモンストレーションを行っていた。水を「嘘ビール」「嘘ワイン」「嘘カクテル」に注ぐと、すぐにインクが反応してジョッキやグラスの色が変わる。魔法のようで驚いた。「嘘ワイン」に緑茶を注いだものはオレンジジュースのような色に変わっていた。
ブーススタッフは、「子どもがお父さんの晩酌に付き合ったり、お酒が飲めない方が宴会で、今日はいっぱい飲んでるなと(周りを)びっくりさせるなど、たくさん使い方があると思います」と説明していた。
「東京おもちゃショー2011」は東京ビッグサイトで開催している。一般公開は18〜19日。入場は無料。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR