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三菱、BD/HDDレコーダー内蔵の“REAL”「MDR2シリーズ」「プレミアム録画テレビ

» 2011年09月01日 23時44分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は9月1日、オールインワン録画テレビの最上位モデルとして、「プレミアム録画テレビREAL」をうたう「MDR2シリーズ」3機種を発表した。10月21日に発売する予定で、価格はいずれもオープンプライス。予想実売価格は、55V型の「LCD-55MDR2」が33万円前後、46V型の「LCD-46MDR2」が28万円前後、40V型の「LCD-40MDR2」が23万円前後。

Photo MDR2シリーズは、55V型、46V型、40V型の3サイズ

 MDR2シリーズには、1TバイトのHDDとBDXL対応のBlu-ray Discドライブを搭載。地デジ/BS/CS対応チューナーを3個内蔵するため、2番組を同時録画中に別の番組を見ることができる(3番組同時録画は不可)。またMPEG-4 AVC/H.264による最大12倍の長時間録画も可能。HDD内での録画モード変換(DRからAF/AN/AEモードに変換)やBDメディアからHDDへダビングできる「ムーブバック」、また「スカパー!HD録画」など、単体レコーダーに近い充実した録画機能を備えている。

Photo 大きな文字やシートボタンを採用した「グット楽リモコン」

 液晶パネルには、LEDバックライトユニットを左右に配置した新しい「DIAMOND Panel」を採用。バックライトをブラウン管同様に間欠点灯する「インパルス型発光制御」、動画の残像感を低減する「バックライトスキャニング」、画面を16領域に分割し、映像の明るさに応じてバックライトを領域ごとに独立制御する「エリアバックライト補正」など、画質向上のための新機能も豊富に搭載している。映像エンジンは「DIAMOND 3D Engine PRO」となり、3D表示もサポート。専用の3Dメガネが1個同梱(どうこん)される。

 スピーカーには、独自開発の「NCV振動板」を採用した「DIATONE NCVスピーカー」を使用している。NCV振動板は、カーボンナノチューブを樹脂に配合し、チタンに匹敵する高伝搬速度と紙と同等の適度な内部損失を両立したという振動板。これをセンターに4個、左右に各2個の合計8個搭載した。さらにバスレフ式スピーカーボックス内にウーファーを2個内蔵。音の奥行き感を3段階に調整できる「新DIATONEサラウンド」も備えた。

 同社独自の省エネ機能である「節電アシスト」も進化した。テレビの前の人の動きを検知して画面を消したり電源をオフにする「人感センサー節電」、視聴環境に合わせて簡単な操作で消費電力の少ない画質設定に4段階で変更できる「節電画質設定」などの新機能が搭載されている。そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 LCD-55MDR2 LCD-46MDR2 LCD-40MDR2
画面サイズ 55V型 46V型 40V型
解像度 フルHD
チューナー 地上/BS/CS110度デジタル×3
HDMI入力 3系統
そのほか入出力端子 D4、ミニD-sub15ピン、アナログビデオ入力×3、光デジタル音声出力、USBなど
実売想定価格 33万円前後 28万円前後 23万円前後
発売時期 10月21日

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