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成長するウォークマン、Android搭載の「MW-Z1000シリーズ」登場(2/2 ページ)

» 2011年09月13日 17時54分 公開
[ITmedia]
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 6つの技術とは、独自のフルデジタルアンプをモバイル機器向けに最適化した「S-Master MX」、周囲の騒音を約98%カットする「デジタルノイズキャンセリング」、圧縮で失われる高音域をクリアに再生する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine)、ヘッドフォンに音を出力する過程で生じていた左右の音の混在を抑制する「CLEAR STEREO」、音のひずみを抑えたバスブースト機能「CLEAR BASS」、そして13.5ミリ径のドライバーユニットを採用した密閉型ヘッドフォン「EXヘッドフォン」が含まれる。

オリジナルアプリの一覧(左)。ファイルをドラッグ&ドロップでテレビに再生指示(右)

 オリジナルアプリは、音楽プレーヤーの「W.ミュージック」をはじめ、「おまかせチャンネル」「歌詞ピタ」「ちょい聞きmora」「DLNA」など豊富だ。W.ミュージックは、通常の「ライブラリ」や「カバーアートビュー」に加え、「おまかせチャンネル」という選曲モードを用意。おまかせチャンネルは、12音解析によって本体内の楽曲を「アップビート」「リラックス」「エクストリーム」「メロウ」など14種類に分類しており、そのときの気分に合わせて簡単に曲を選択できる。

左から「ライブラリ」のアルバム選択画面、「カバーアートビュー」「おまかせチャンネル」

「歌詞ピタ」は曲と歌詞が連動する。歌詞のある部分を選択すると、流れている音楽もその場所に飛ぶ。カラオケの練習に便利だ

 DLNAアプリは、DMC(コントローラー)の機能を持ち、本体内の動画や静止画を同一ネットワーク上のDMP(プレーヤー)やDMR(レンダラー)に再生させることができる。画面上で対応機器のアイコンにコンテンツをドラッグ&ドロップするだけ(DLNA Throw)。例えばウォークマンに保存したミュージッククリップをDLNA対応の大画面テレビで楽しめる。さらにDMP(プレーヤー)機能を持ち、同一ネットワーク上のDMS(サーバ)のコンテンツを再生できる。

 ほかにも、同社製BDレコーダーやBRAVIAからの「おでかけ転送」もサポート。おすすめアプリサイト「Select App」へ簡単にアクセスできるショートカットをホーム画面上に設けるなど、Androidならではのウォークマンに仕上げた。

 内蔵のリチウムイオンバッテリーは、音楽再生で最長約20時間、動画再生時で約5時間の連続駆動が可能。外形寸法は、約70.9(幅)×134.4(高さ)×11.1(厚さ)ミリ。重量は約156グラムとなっている。

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音楽も、映像も、アプリも、いい音で楽しむ。Android搭載“ウォークマン”。


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