ゼンハイザージャパンは12月9日、カナル型イヤフォンの新製品として、「IE 80」および「IE 60」を発表した。10月末に開催された「秋のヘッドフォン祭り」で注目を集めたイヤーモニター系の新しいフラグシップモデル。それぞれ「IE 8」「IE 6」の後継機として12月16日に発売する。
IE 80は、ダイナミック型ドライバーは従来機と同等ながら、アルミ削りだしハウジングを採用するなど構造や素材の変更によって音質向上を目指したモデルだ。周波数特性は10〜2万Hz、インピーダンスは16オームで、音圧レベルは125dBというスペック。ケーブルはY型1.2メートルで、着脱も可能になっている。プラグは3.5ミリのL型ステレオミニだ。
重量は約16グラム。付属のイヤーアダプターセットには、標準タイプがS/M/Lサイズ、ラメラがS/M/L、ウレタンS/L、モールドS/Lが含まれる。このほか、キャリングケース、イヤーフックケーブルクリップ、クリーニングツールが付属する。価格はオープンプライスで、店頭では3万6000円前後になる見込みだ。
一方の「IE 60」は、IE 80に次ぐイヤーモニター。新デザインのハウジングにより、「今まで以上にパワフルな音質に生まれ変わっている」(同社)。周波数特性は10〜1万8000Hz。インピーダンスは16オーム。重量は約14グラムで、1.2メートルのY型ケーブル(着脱可能)とL型3.5ミリミニプラグを採用した。
付属のイヤーアダプターセットには、標準タイプのS/M/Lサイズ、ラメラのS/M/Lサイズが含まれる。ほかにキャリングケースやイヤーフック、クリーニングツールが付属する。価格はオープンプライス。店頭では1万8000円前後になる見込みだ。
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