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パナソニック、車種に合わせたHDDナビ“ストラーダ”「Lシリーズ」2機種セレナとステップワゴンに

» 2012年02月09日 21時07分 公開
[ITmedia]

 パナソニック オートモーティブシステムズは、HDDカーナビステーション「ストラーダ」の新製品として「Lシリーズ」2機種を発売する。想定価格は設定されていないが、21万円前後と予想されている。

PhotoPhoto 日産のセレナ用「CN-L800SED」(左)とホンダのステップワゴン用「CN-L800STD」(右)

 今回発売するLシリーズは、日産のセレナおよびホンダのステップワゴンにジャストフィットの専用設計。インストルメントパネルデザインに合わせた操作ボタンのイルミネーションやフォルム、色合いをはじめ、音響セッティングやステアリングスイッチ機能も車種別にセッティングしたという。

 専用設計を生かした8V型ワイドVGAの大画面に加え、クリアパネルとLEDバックライトにより鮮明で高画質な表示を実現。通常の使用時にメニューアイコンを表示させない「フルスクリーンマップ」で視認性を大幅に向上している。

 また、フリックやドラッグ操作を可能とした静電式タッチパネルと、従来の左右・上下方向にも操作できるモーションツートップメニューを採用。さらにスマートフォンとの連携機能では、アプリで調べた地点情報をBluetoothでナビに伝送して目的地を設定したり、ハンズフリー通話などさまざまな機能も利用可能だ。

PhotoPhoto スマートフォン専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」の利用イメージ(左)と、「モーションツートップメニュー」の利用イメージ(右)

 さらに5ルート同時探索と、エコロジー(省燃費)でエコノミー(節約)なルートを探索する「ecoドライブアシスト」を搭載。最新のグルメ・観光スポットなどの検索ができるスマートフォン専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」に対応し、60万件以上の地点ポイントのデータベースを誇るユーザーコミュニティー「ナビcafe」や「おでかけ旅ガイド」、Yahoo! JAPANが提供する「路線・地図アプリ」や「Googleマップ」も活用できる。

 別売のDSRC車載器と連動させれば、ITSスポットサービスの利用も可能。カーナビによる広域な高速道路の所要時間を案内する機能、ITSスポットにより近隣エリアの情報取得にも対応している。

 日産のセレナ用「CN-L800SED」は3月7日発売予定。サイズは283(幅)× 138(奥行き)×185(高さ)ミリで、重量は3.6キロ。ホンダのステップワゴン用「CN-L800STD」は4月4日に発売予定で、477(幅)×172(奥行き)×189(高さ)ミリ。 重量は3.9キロとなっている。

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