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デノンがヘッドフォン大攻勢、ライフスタイルで選べる4ラインを発表専用アプリも(2/2 ページ)

» 2012年07月12日 21時39分 公開
[ITmedia]
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GLOBE CRUISER(グローブクルーザー)

 ワイヤレスのGLOBE CRUISERには、オーバーイヤーとネックバンド式イヤフォンの2製品をラインアップした。

「AH-NCW500」(左)と「AH-W200EM」

 「AH-NCW500」は、Bluetooth対応のワイヤレスオーバーイヤーヘッドフォン。「apt-X」コーデック対応により、CDと同等の音質でワイヤレス伝送を可能にしたという。さらにノイズキャンセル機能も備えており、内蔵バッテリーで約10時間の使用が可能だ。再生周波数帯域は5〜3万7000Hz。ブラックとシルバーの2色を9月上旬に発売する。実売想定価格は5万円前後。

 「AH-W200EM」は、小型化を追求した「世界最小クラス」(同社)のネックバンド式Bluetoothイヤフォン。11.5ミリドライバーを搭載し、Bluetoothはapt-Xに対応している。再生周波数帯域は5〜2万5000Hz。重量は23グラム。iPhone/Android対応のコントローラー&マイクを備えている。実売想定価格は1万8000円前後で、8月上旬発売予定という。

URBAN RAVER(アーバンレイバー)

 クラブミュージックを想定したURBAN RAVERには、大型ドライバーとハイパワーアンプ搭載のオーバーヘッド型と、新構造のカナル型をラインアップした。

「AH-D400EM」

 「AH-D400EM」は、ワイヤードタイプながらバッテリーとアンプを内蔵して50ミリ径ドライバーをパワフルに駆動するオーバーヘッド型だ。イヤーカップには動作中に点灯するブルーLEDを搭載。外側の円形部分は、iPodなどのコントロールホイールになっている。再生周波数特性は5〜3万7000Hz。重量は310グラム。8月上旬に実売4万円程度で店頭に並ぶ予定だ。

「AH-C300」

 構造がもっともユニークなのが「AH-C300」。カナル型のインイヤータイプながら、11.5ミリ径のダイナミックドライバーを“向かい合わせ”に2個配置した「ダブルエアーコンプレッションドライバー」(特許出願中)により、これまでのインナーイヤータイプでは再現できなかった豊かな重低音を堪能できるという。外装は、米国の補聴器メーカー、スターキーとのコラボレーションにより、耳穴にしっかりと装着できるデザインを実現。イヤースタビライザーと呼ばれる突起部により、密着感を高めながら安定した装着を可能にしたという。ハウジングには、iPhoneなどを操作できるアルミ製のコントロールホイールを備えた。再生周波数は5〜2万5000Hzで、インピーダンスは16オーム。実売想定価格は2万5000円前後で8月上旬発売予定。

EXERCISE FREAK(エクササイズフリーク)

 「AH-W150」は、Bluetooth 3.0準拠のワイヤレススポーツモデル。内側にラバークッションを備えたイヤーフックタイプで、上から耳を挟み込むように装着するため、動きの激しい運動でも高い安定性を発揮するという。IPX4相当の防滴加工と抗菌加工を施し、スポーツ時の発汗などに配慮している。重量はケーブルを含まず23グラム。

「AH-W150」

 側面にはBluetooth接続したiPhoneやAndroid端末を操作できるコントローラーおよびマイクを装備。再生/一時停止やボリュームの上下、通話/終話といった操作が耳元で行える。内蔵バッテリーによる駆動時間は約7時間。

 ドライバーはダイナミック型で、周波数特性は5〜2万5000Hz。イエロー、ブルー、ブラックの3色をラインアップした。カラビナ付きのメッシュキャリングケース、抗菌シリコンイヤーピース4サイズ、充電用USBケーブルなどが付属する。

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