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ソニー、“Androidウォークマン”でテレビ番組のネットワーク視聴を可能にするソフトウェアアップデートZ1000もAndroid 4.0に

» 2012年11月06日 14時26分 公開
[ITmedia]

 ソニーは11月6日、Android搭載“ウォークマン”「Z1000シリーズ」および「F800シリーズ」のシステムソフトウェアアップデートを発表した。F800シリーズ発表時に予告していたもの。「nasne」やソニー製Blu-ray Discレコーダーで録画した番組や、放送中の番組をウォークマンの画面で視聴できるようになる。いずれも提供時期は12月中旬の予定だ。

Android搭載“ウォークマン”「Z1000シリーズ」(左)と「F800シリーズ」(右)

 Z1000シリーズのアップデート内容は、Android 4.0対応、FLAC再生のサポート、「mora」「Music Unlimited」「ウォークマン クラシックス」といったアプリの追加など、「F800シリーズ」に採用された新機能の追加が中心。ただし、Z1000シリーズならではの新機能として、「お出かけ転送」した録画番組のHDMI出力をサポートする。

「ウォークマン クラシックス」の画面

 またZ1000/F800共通のアップデートとして、既存アプリの機能強化や新規アプリの追加が挙げられる。例えば、「W.ミュージック」アプリではプレイリスト作成機能を追加、また「ビデオプレーヤー」アプリでは縦画面再生や連続再生が可能になるという。また新規アプリとして、「ダイレクト録音」「Bluetooth接続設定」が追加される。

 このほか、サウンドエフェクトの機能向上として、サウンドエフェクトの仕様が一部変更される。例えばクリアフェーズやxLOUDはすべての音源に適用できるようになるほか、イコライザーやサラウンド(BPT)、クリアステレオ、ダイナミックノーマライザー、DSEEも一部アプリで有効になる。「クリアフェーズ」ヘッドフォンは、別売の「MDR-NWNC200」を新たにサポートした。

 Z1000シリーズの対象機種は、「NW-Z1050」「NW-Z1060」「NW-Z1070」。F800シリーズは「NW-F805/ NW-F806/ NW-F807」「NW-F805K/ NW-F806K」「NW-F805BT」となっている。

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