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パナソニック、新PDP採用の「スマートビエラ」中位モデル「GT60シリーズ」

» 2013年04月02日 19時04分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは4月2日、「スマートビエラ」の新製品としてプラズマパネルを搭載したミドルクラス「GT60シリーズ」2機種を発表した。4月下旬から順次発売する。価格はオープン。店頭では55V型の「TH-P55GT60」が32万円前後、50V型の「TH-P50GT60」は27万円前後になる見込みだ。

スマートビエラ「GT60シリーズ」。上位モデルと異なり、スタンド部はオーソドックスなデザインになっている

 最新の「フル・ブラックパネルIV」を採用したプラズマテレビ。新材料の赤色蛍光体を採用して色再現性を向上したほか、サブフィールド駆動のサブフィールドを増やすことで階調性もアップした。パネルのネイティブコントラストは550万:1。また動画表示性能では、次世代PDP開発センターの動画表示性能評価法で2000pps(画素/秒)を記録。3D表示(アクティブシャッター方式)でもクロストーク(二重像)の抑制などに効果を発揮するという。

サブフィールドを増やすことで階調性をアップ

 既存モデルの「DT60シリーズ」などに採用されている「マイホーム」機能を搭載。ホーム画面に使用頻度の高いアプリを並べるといったカスタマイズが可能だ。

 またDLNA/DTCP-IPの「お部屋ジャンプリンク」では、放送中の番組や録画番組をネットワーク経由で再生可能。さらにスマートフォンやタブレット端末との連携機能では、専用アプリ「VIERA remote2」を導入したスマートフォンからテレビの基本操作やコンテンツの共有が行える。

 このうち「スワイプ&シェア」は、同一ネットワーク内にあるテレビにスマホから写真を“スワイプ”操作で表示、逆に表示されている画像を別のスマートフォンやタブレットに取り込める機能だ(シェア)。

 チューナーは地上/BS/CS110度デジタル2基。別売のUSB外付けHDDを接続すれば、録画しながら裏番組を視聴できる。PCやスマートフォンからリモート予約録画が行える「ディモーラ」、録画した番組の見たいシーンからの再生ができる「ミモーラ」にも対応した。

 HDM入力は3系統。ほかにD4映像入力やコンポジットビデオ入力、光デジタル音声入力、LAN端子などを備えている。USB端子は2系統。無線LANは内蔵している。

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