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「DTCP+」対応のBDレコーダー登場、パナソニックが“ディーガ”4機種を発売iPhoneで外から視聴(2/2 ページ)

» 2013年04月04日 18時12分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 最大15倍の長時間録画やUSB外付けHDDのサポートは全モデル共通。USB外付けHDDは最大3Tバイトまでサポートする。なお、上位モデルの「DMR-BZT750」では、USB3.0対応の外付けHDDを使うと最大3番組を同時に外付けHDDへ録画することも可能になった。

シングルチューナーの「DMR-BRT250」は、「新かんたんリモコン」を採用したシンプルモデル。「番組表」や「録画一覧」の文字を2倍に拡大する「でか文字」も搭載する

 4モデル共通の新機能では、まず「番組お引っ越しダビング」が挙げられる。これは、対応するディーガとLANケーブルで接続すると、録画済みの番組をまとめてダビングできるというもの(最大99番組)。対応機種は、新製品の4機種および「DMR-BZT9300/ BZT830/ BZT730/ BWT630/ BWT530。既存モデルは放送波によるバージョンアップで対応する予定だ(4月下旬から開始予定)。

「番組お引っ越しダビング」。LANケーブルでディーガ同士を接続する

 また「Wi-Fi転送」では、静止画に加え、新たにビデオカメラからの動画転送に対応した。対応するビデオカメラは、HC-X920M/V720M/V620M/V520M、デジカメのDMC-TZ40/SZ9/FT5/GH3。スマートフォンの場合はAndroid/iOS用の写真転送アプリ「DIGA Contents Link」を導入して静止画のワイヤレス転送が行える。

 リモコンには新たに「おもいでボタン」を搭載。ボタンを押すと、ディーガに取り込んだ写真の中から撮影日の近い写真(前後2週間)を自動抽出してスライドショー再生が始まるという。

自動録画や「マイメニュー」を搭載した上位3モデル

BZT750の背面端子。HDMI出力は1系統。映像入力はアナログ1系統、ほかに光デジタル音声出力やi.LINK端子(TS入出力)を備える

 一方、シルバーボディーの上位3機種では、メニュー画面の背景やアイコン(アバター)、利用頻度の高い機能などをカスタマイズし、さらにユーザーごとに最大4つまで設定できる「マイメニュー」を新たに採用。家族それぞれが自分のマイメニューを設定したり、個人で用途別に使い分けるといったことが可能だ。

 設定した番組ジャンルやキーワードをもとに、関連する番組を片っ端から録画してくれる自動録画機能「おまかせ録画」も搭載。録画した番組は、設定した条件ごとに分類することもできるため、すぐに目的の番組を再生できる。

 「最新ニュース」は、地上デジタル放送のチャンネルを1つ指定しておくとニュースが自動録画され、いつでも最新のニュース番組を視聴できるというもの。ニュースを放送していない深夜に帰宅することの多い人などに便利だ。また、同社のネットサービス「ミモーラ」(無料)に登録すれば、話題のニュースをトピック別に一覧表示し、興味のあるトピックをシーン再生できる「ニューストピックス」も利用できる。

 このほかDMR-BZT750では、DLNA/DTCP-IPを利用した「お部屋ジャンプリンク」で2ストリームの同時送出が可能になった。ネットワーク内にある2つのクライアントに対し、内蔵HDDもしくはUSB外付けHDDにある録画済み番組を個別に配信できる。

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