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デノン、ネットワーク機能充実のエントリーAVアンプ2機種

» 2013年04月12日 21時45分 公開
[ITmedia]

 ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドのエントリークラスAVアンプ2機種を発表した。5.1ch対応の「AVR-X1000」を5万5650円で、また7.1ch対応の「AVR-X2000」は8万4000円で5月中旬に発売する。

5.1ch対応の「AVR-X1000」と7.1ch対応の「AVR-X2000」

型番 AVR-X1000 AVR-X2000
実用最大出力 135ワット×5 140ワット×7
HDMI入力 5 7
価格 5万5650円 8万4000円
発売日 5月中旬

 デジタルオーディオ回路に、チップ内部の構成やワイヤリングの見直し行った新型のオペアンプを採用。DACも新型の192kHz/24bit対応チップとし、DACやその出力部の電源にパワーアップしたカスタムコンデンサーを採用するなど、各所をブラッシュアップした。

 また、初期設定をサポートする「セットアップアシスタント」機能や、HDMI出力の映像にオーバーレイ表示できる日本語GUIで操作性を向上。スピーカーの出力端子を横一列配置とし、またカラーリングで識別しやすくするなど、フレンドリーな設計としている。

 DLNA1.5対応のネットワークオーディオ機能は、192kHz/24bitのWAVやFLACファイルの再生をサポート。ギャップレス再生にも対応している。MP3、MWA、AACに加え、Apple Losslessの再生も可能だ。アップルのAirPlayも標準装備。さらにインターネットラジオ、スマートフォンをリモコンとして使える「DENON Remote APP」(iOS/Android版)対応など、ネットワーク機能を充実させている。

 フロントパネルにはHDMI入力やフロントUSB入力、さらにソース切り替えダイヤルを装備。USB入力はiPod/iPhoneのデジタル接続や充電、USBメモリーからの楽曲再生にも対応する。

背面はかなりシンプル。カラーリングで分かりやすくなった

 またAVR-X2000だけの機能として、「Dolby Pro Logic IIz」対応や「ゾーン2」出力のサポート、HDMI出力の4Kアップスケーリング&パススルーなどが挙げられる。またAVR-X1000のHDMI入力は5系統だが、AVR-X2000は7系統。そのほか、コンポーネントビデオ入力の有無といった違いがある。

 AVR-X1000のサイズは434(幅)×151(高さ)×300(奥行き)ミリ、重量は8.2キログラム。AVR-X2000は434(幅)×167(高さ)×330(奥行き)ミリ、重量は9.5キログラム。

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