ソニーは9月25日、新しいリスニングスタイルを提案する“ウォークマン”「NW-WH303」を発表した。実売予想価格は1万5000円前後。ブラックとホワイトの2色を10月19日に発売する。
外観はヘッドフォンそのもの。しかし本体に音楽プレーヤーとステレオスピーカーを一体化しており、“首かけスピーカー”としても利用できる。
ヘッドフォン部分は密閉ダイナミック型で、30ミリ径のユニットを搭載した。一方の音楽プレーヤー機能は、リニアPCM、MP3、ATRAC、AAC、WMAの再生をサポート。4Gバイトの内蔵メモリに楽曲ファイルを保存しておけば、内蔵バッテリーで約20時間の連続再生が可能だ(ヘッドフォン使用時)。3分間の充電で1時間の再生が可能な「クイック充電機能」を備えているほか、バッテリー切れあるいは電源オフの状態でも付属のケーブルをつなげばパッシブなヘッドフォンとしても利用できるという。ヘッドフォン使用時の再生周波数は30〜2万Hz。インピーダンスは30オーム、感度は107dBとなっている。
首かけスピーカー用のユニットは、左右ハウジングの上に搭載。楽曲再生時には、独自の音量増強技術「xLOUD」および新開発のサラウンド技術「VPT」(virtualphones technology)により、「頭の周囲を音楽が包み込むような感覚を楽しめる」(同社)。なお、スピーカー出力時のバッテリー駆動時間は約5時間となる。
本体重量は約292グラム。MicroUSBケーブル、および105センチのヘッドフォンケーブルが付属する。
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