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「PS Vita」がDLNAクライアントに、SCEJAがアプリ2種をアップデート

» 2014年04月04日 20時17分 公開
[ITmedia]

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は4月4日、PS Vita用アプリ「naspocket」(ナスポケット)およびAndroid用アプリ「nasne ACCESS」(ナスネアクセス)の新バージョンをリリースした。同日よりオンラインアップデートを実施する。

 「naspocket」は、nasneのHDDに保存している画像や音楽、動画を視聴できるPS Vita用アプリ。家庭内ネットワークのみならず、外出先からでも利用できるのが特長だ。新たに提供された「バージョン2.00」では、ユーザーから要望が多かったというPS Vita TV上での静止画/動画のハイビジョン出力に対応したほか、動画の回転機能やズーム機能を追加。またPS VitaやPS Vita TVをDLNAクライアントとしても使用できるようになり、PCやHDDレコーダーなどのDLNAサーバ(DMS)機能を持つ機器にアクセスできるようになった。

PS Vita TV上での静止画/動画のハイビジョン出力に対応。PS Vita TVが対応している480p、720p、1080iで、画像やビデオを大画面テレビに表示できる

 もう1つの「nasne ACCESS」は、外出先から自宅のnasneにアクセスして画像や音楽、動画をストリーミングで再生できるAndroid用アプリ。新しい「バージョン1.20」ではミュージックプレイヤー機能を拡張し、アルバムやアーティストごと、あるいはリリース年などで楽曲を選択できるようにした。またリピート再生やシャッフル再生もサポート。これにより、パーソナルクラウド音楽プレイヤーとしての使い勝手を向上させたという。

 また、フォト機能ではフリック操作による写真送りと端末の向きに応じた写真の回転に対応。その他、ウィジェットには、撮影した写真やビデオのnasneへのオートアップロード状況表示や、nasneのHDD容量と録画件数が上限に近づいたことを知らせるアラート表示といった機能も追加している。

 なお、同社では「nasne」にNexTV-F「デジタル放送受信器におけるリモート視聴要件 Ver.1.0」を満たしたリモートアクセス機能を追加する予定だが、今回はいずれもデジタル放送番組のリモート視聴には対応していない。

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