パイオニアとオンキヨー、およびベアリング・プライベート・エクイティ・アジアの3社は、パイオニアとオンキヨーのホームAV事業の機能の一部を統合する具体的な検討を開始することで基本合意した。
あわせてパイオニアの100%子会社であるパイオニアホームエレクトロニクス株式の一部をベアリングおよびオンキヨーに譲渡。出資比率はベアリングが51%で、そのほかは今後協議の上で決定するという。
パイオニアが扱う製品ジャンルのうち、今回の業務提携に含まれるのは、ホームシアターシステム、オーディオ機器、BD/DVDプレイヤー、家庭用電話機など(DJ機器、ヘッドフォン、PC用ドライブなど光ディスク関連機器を除く)。オンキヨーとの統合により、経営資源の有効活用によるコスト競争力の向上などシナジー効果が見込めると判断した。
詳細は今後の協議で詰めるが、両社のブランドは今後も維持する方針。パイオニア広報では、「両社の製品にはそれぞれ特徴がある。(製品面で)ユーザーの期待を裏切らない形にしたい」と話している。
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