ソニーは6月25日、“高速起動”に対応したBlu-ray Discプレーヤーの新製品「BDP-S6200」および「BDP-S1200」を発表した。価格はオープンで、市場想定価格はBDP-S6200が2万円(税別)前後、BDP-S1200が1万3000円(税別)前後。7月26日に発売する。
「BDP-S5100/S1100」の後継機。電源オンからの起動時間は、両機種とも1秒を切り、ディスクのローディング時間を含めても約34秒と従来機に比べて13〜17%高速化した。
ハイレゾ音源再生の対応フォーマットも増えた。両機とも最大192kHz/24bitのWAV(7.1chまで)やFLAC(5.1chまで)をUSB端子やディスク再生、ネットワーク経由(DLNA)で再生できるほか、BDP-S6200ではさらにDSD 2.8MHzやAIFF、ALACなども再生可能(USB端子もしくはディスク再生)。一方で圧縮音源再生時に高周波帯域を再現する「デジタルミュージックエンハンサー」も搭載している。
上位モデル「BDP-S6200」だけの機能として、SACD再生やBD再生画質の向上が挙げられる。映像エンジン「CREAS5/PRO」および独自の映像階調変換技術「Super Bit Mapping for Video(SBMV)」を搭載し、なめらかな映像表現を実現。さらにBlu-ray 3D再生や4Kアップスケールもサポートした。このほか、無線LANを内蔵し、DLNA/DTCP-IPの「ソニールームリンク」(クライアント)や、Wi-Fi Directを使ってスマートフォンの画面をミラーリングするMiracast(スクリーンミラーリング)も「BDP-S6200」だけの機能となっている。
映像出力はHDMI×1系統(4K 24p、1080 60p/24p対応)。ほかにデジタル音声出力(同軸)×1、USB×2、LAN×1を備えている。消費電力は約16ワット(待機時0.45ワット)。突起物を含む本体サイズは、約360(幅)×43(高さ)×199(奥行き)ミリ、重量は1.3キロ。
一方の「BDP-S1200」は、A4用紙よりひと回り小さい幅26.5センチの小型ボディーが特徴。HDMI出力×1(1080 60p/24p対応)、デジタル音声出力(同軸)×1、USB×1、LAN×1を備えている。消費電力は約8.8ワット(待機時0.2ワット)。突起物を含む本体サイズは、約265(幅)×43(高さ)×199(奥行き)ミリ、重量は0.9キロ。
ソニーでは、6月26日から銀座ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋で両モデルの先行展示を行う。
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