アユートは2014年7月15日、iriver社のポータブルハイレゾオーディオプレイヤー「Astell&Kern AK100」(AK100)、日本限定販売の音質強化モデル「Astell&Kern AK100MKII」(AK100MKII)、「Astell&Kern AK120」(AK120)、限定モデルの「Astell&Kern AK120TITAN」(AK120TITAN)の4機種の新ファームウェアを公開した。バージョン番号はAK100、AK100MKII向けが2.40で、AK120、AK120TITAN向けが1.40。
AK100、AK100MKII向けのバージョン2.40では4点の改良を施した。1つ目は、楽曲を収めたフォルダをまたいでの連続再生が可能になったという点。ちなみに、フォルダをまたいでの再生は連続再生のみで、シャッフル再生ではフォルダ内の楽曲のシャッフルとなる。
2つ目はディスプレイにフォルダのリストを表示させた時に、文字数が多く、表示が長くなるフォルダ名を2行に分けて表示するようになったという点だ。
3つ目はライン出力モードを加えたという点。ライン出力モードを有効にした後に、ボリュームを操作して画面上の「LineOut」マークをタップすることでライン出力モードが働き始める。
4つ目はUSBケーブルを接続した状態で、USBインタフェースの使い方を簡単に変えられるようにしたという点だ。USBインタフェースの使い方としては「充電&データ」「USB-DAC」「充電&再生」の3つがある。例えば「充電&データ」で使っているときは、画面に「USB-DAC」と「充電&再生」が現れ、どちらかをタップするとUSBインタフェースの使い方がすぐに変わる。ただし、「充電&再生」で使っている状態から、ほかの使い方に変えるには設定画面を開いて「USBモード」で使い方を選ぶ必要がある。
AK100、AK100MKII向けファームウェア・バージョン2.40は、iriverサポートWEBからダウンロードできる。
AK120、AK120TITAN向けのバージョン1.40では、上記で説明した4点のうち、ライン出力モードの追加と、文字数が多く、表示が長くなるフォルダ名を2行に分けて表示するようにした点が改良点となる。
AK120、AK120TITAN向けファームウェア・バージョン1.40も、iriverサポートWEBからダウンロードできる。
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