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iFI-Audioの「micro iDSD」、iOSデバイスからの11.2MHz DSDネイティブ再生を確認対応アプリは「hibiki」

» 2014年09月16日 13時35分 公開
[ITmedia]

 オフィスENZOは9月16日、同社がサポートを担当する英iFI-AudioのUSB-DAC「micro iDSD」について、iOSデバイスからのDSD 256(11.2MHz)ネイティブ再生が可能になったと発表した。

micro iDSDとiPhone 5を接続してDSDのネイティブ再生中。micro iDSDは、背面にUSB Bのオス端子を備えており、「USBカメラアダプター」をそのまま接続できる

iOS用DSD再生アプリ「hibiki」。DSDファイルは、iTunesのファイル共有機能でiOSデバイスに取り込む

 iOS用のDSD再生アプリ「hibiki」を導入したiOSデバイスと「micro iDSD」をCCK(カメラコネクションキット)あるいは「USBカメラアダプター」経由で接続すれば、DoP方式による伝送とネイティブ再生が可能になる。「hibiki」は6月のバージョンアップ(ver.2.5)でPCMの768kHz再生までサポートしており、理論上はDSD 256のDoP再生も行えるといわれていたが、改めて動作を確認、公表した。

 「micro iDSD」は、DACにカスタマイズしたバーブラウン(TI)のチップセットを採用し、最大768kHz/32bitのPCMおよびDSD 512など幅広いハイレゾファイル再生に対応するUSB-DAC兼ポータブルヘッドフォンアンプ。バッテリーを内蔵しており、最大12時間の連続駆動が可能だ。価格は6万9000円(税別)。

 一方の「hibiki」は、A2cAppsが開発したDSD再生専用のiOSアプリ。有償版(500円)と無料版(制約あり)の2種類がAppStoreで提供されている。

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