オフィスENZOは9月16日、同社がサポートを担当する英iFI-AudioのUSB-DAC「micro iDSD」について、iOSデバイスからのDSD 256(11.2MHz)ネイティブ再生が可能になったと発表した。
iOS用のDSD再生アプリ「hibiki」を導入したiOSデバイスと「micro iDSD」をCCK(カメラコネクションキット)あるいは「USBカメラアダプター」経由で接続すれば、DoP方式による伝送とネイティブ再生が可能になる。「hibiki」は6月のバージョンアップ(ver.2.5)でPCMの768kHz再生までサポートしており、理論上はDSD 256のDoP再生も行えるといわれていたが、改めて動作を確認、公表した。
「micro iDSD」は、DACにカスタマイズしたバーブラウン(TI)のチップセットを採用し、最大768kHz/32bitのPCMおよびDSD 512など幅広いハイレゾファイル再生に対応するUSB-DAC兼ポータブルヘッドフォンアンプ。バッテリーを内蔵しており、最大12時間の連続駆動が可能だ。価格は6万9000円(税別)。
一方の「hibiki」は、A2cAppsが開発したDSD再生専用のiOSアプリ。有償版(500円)と無料版(制約あり)の2種類がAppStoreで提供されている。
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